|
|
妊娠中に体重が増えすぎると、
次のような病気などを引き起こすことがあります。
|
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)は尿タンパク・高血圧の
どちらかまたは2つ共の症状が現れる病気です。
妊娠8ヶ月以降の妊娠後期に多く見られますが、
それより早くに発症した方は重症化することが多く、
お母さん・赤ちゃん共に危険な状態に陥ります。
原因は明らかにされていませんが、
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)を発症しやすいと言われているのは
以下の条件に該当する方です。
・「太りすぎている」もしくは「痩せすぎている」
・35歳以上の高年初産
・15歳以下の若年出産
・初産婦
・妊娠中毒を経験したことがある方
妊娠中毒症を発症すると、産後も高血圧が解消しない場合があります。
また、症状は突然出ますから定期検診を欠かしてはいけません。
※母子ともに危険な状態に陥った場合には帝王切開を選択することになります。
|
妊娠中に発症する「妊娠性糖尿病」は
妊娠が原因で血糖値が上昇した状態を指します。
定期検診の際の尿検査などでブドウ糖が発見されることで、
妊娠性糖尿病の発症がわかります。
もし血糖値が高いままの状態が続いた場合には巨大児が生まれることもあります。
また、産後に本当の糖尿病に移行することもあります。
◆妊娠性糖尿病の原因
糖分の摂り過ぎ。
改善するには間食を止めることです。
どうしても食べたい場合には和食を選ぶようにしましょう。
適度な運動を行なうと血糖値は下がりますから、
自分のペースで運動をすることも大切です。
体重が増え過ぎると上記のような病気を引き起こしたり、
産道に脂肪もつきますから難産になることもあります。
赤ちゃんと自分の体を守る為に体重管理はしっかりと行ないましょう。 |
|