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妊娠中に体重が増えすぎると
様々な問題が起きてきます。
糖尿病、妊娠中毒症、微弱陣痛など。
また、太りすぎて産道にまで脂肪がついていると、
赤ちゃんが外へ出づらくなってしまいます。
こういった状況を防ぐ為に
妊婦さんたちはダイエットを行ないます。
しかし妊娠中のダイエットには
重大な注意点があるのです。
妊婦の痩せすぎは
赤ちゃんの成長に影響を与えることがあるのです。 |
赤ちゃんの為に頑張った妊娠中のダイエットが、
赤ちゃんを将来的に危険にさらすことになってしまう・・・
あなたはご存知でしょうか?
『成人病胎児期発症節』
バーカー説と言います。
お母さんが妊娠中にダイエットを実行し赤ちゃんが十分に栄養をとれなかった場合、
赤ちゃんが将来、生活習慣病を発症するリスクが跳ね上がる可能性がある、
というのがバーガー説です。
実際にアメリカで大規模に行なわれた調査では
以下のようなデータが出ているそうです。
"2,500グラム以下で生まれた赤ちゃんは、標準体重で生まれた赤ちゃんより
心臓疾患発症率が1.3倍になる"
またアフリカなどの乳児死亡率が高い地域などでは、
冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)で亡くなる赤ちゃんが多いという報告もあります。
これは「食事がまともにできる日本」においても、
決して遠い世界のお話だと言い切れない、ということを心に留めておいてください。
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病院で検診を受けて体重増加を注意される妊婦さんが多いと耳にします。
だからと言って無理なダイエットもいけません。
前述したような危険性が出てくる可能性もあります。
医師のアドバイスに従って、
バランスのとれた食事を基本に体重管理を進めていきましょう。 |
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